« Vol. 3 福岡正信ナイト | トップページ | Vol. 5 2009 新春号 »

Vol. 4 山川草木悉皆成仏(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)

 ┏☆。・'*:.─────────★────┓
   ┌──┐              
   │\/│ 『神戸からの手紙』    
   └──┘              
        vol.04 2008.09.29    
                     
 ┗──――★────────。.'゜*:・☆┛

追補です。よって、VOL.4

「それが証拠に・・・」のくだりがわかりにくいという指摘を受けましたので、
少し、追記させていただきます。

VOL.3 では、おおまかに言うと

草木悉皆成仏 という確固たる思想の上で
どろ団子・粘土団子 とは、何なのか?
本当に緑化のためだけのツールなのか?
土饅頭(どまんじゅう)が、彼の頭を離れない
所詮人間なんて、土に還っていくのだよ
そして、わたしたちも

福岡さんが、聖書やコーランを読んでから、書物を著(あらわ)したかどうかは、
別として、・・・

彼は、きびしかったけれど、実は、いい加減だったのです。 

よく、弟子志願の人が来たそうです。


「先生、先生の御本読ませていただきました。
 わたくしも、まったく先生に同感でございます。
 是非、先生の弟子にしてください。」


すると、


『帰れ!!!!!※#▼※#▼※#▼ 私と同じ考えなら、ここにいる必要はない』

そういう方でしたが、実は 日本語のわかる外国の方や、
マスコミの方は大好きで、新聞記者の人が来ると、
ジェスチャー交じりで、よくしゃべってくれました。
かわいい、おちゃめな おじいさんでした。

あるとき、彼は、割り箸を何本か集め、輪ゴムで頭を縛り、
そして木の机に押し当てて、力を入れ、押しつぶそうとしました。
割り箸は、へしゃげ 頭に輪ゴムを巻かれたまま、机の上に残りました。
すると、そこには、インディアンのティピ のような骨組み構造が、出現したのです。

こうやると、柔構造だから、強い建物ができるんじゃないかと、
大工の棟梁や、一級建築士に相談したら、そんな建物はできないと言われた。

それで仕方がないので、自分で作ったら、これが、台風が来てもびくともしないんだなあ。
と、悦に入っておられました。

それは、テントみたいなものだろうと、と思っていたら、
なんと、まさにその時、私たちが、先生のお話を伺っていた、
山の上の六角堂というか、八角堂というか、
100人は収容できるような施設だったのです。
どうです、なかなか いい加減な先生でしょう。
みんなができないと言ったら、作ってしまうなんて・・・

ところで、「いい加減」ということについて

聖書や、仏典その他を 読まなくてもよかったのではないでしょうか?
なぜなら、彼は、すでにその境地、もしくはそれ以上の境地に達していたのだから・・・

彼には、世界中で読み継がれている、「わら1本の革命」という 
ベストセラー以外にも 「無」という、より宗教的、哲学的、思想的なシリーズがあります。

この本を見ていると、なおさら、キリストや、マホメット、釈迦無二 
に通ずる、もしくは しのぐ勢いを感じるのです。

つまり、ここで私の言う 「いい加減」 は 自堕落な、なげやり的な意味ではなく、

どうせすべてに精通するわけにはいかないのだから、
ここいらで、「いい加減」に、手を打って、解釈しておこう。
ひょっとすると、自分は、もっとすごいことに、
すでに気がついているかもしれないのだから・・・という意味です。

そして、彼は、すばらしい自分の思想を作り上げたと思います。
その思想の、多くが、結果として 釈尊やマホメット、キリスト、に 
100%ではないが、重なっている部分(積集合)もあると思いますし、
もちろん、それ以上に 自分の発明品もたくさんあると思います。

まとめ
粘土団子 は 土饅頭 から
なぜなら
福岡イズム も 読んで、調べて、悩んだ末にということではなく・・・
気づいた・思いついた・ひらめいた という感じではないでしょうか

きっと、粘土団子をこねながら、逝った人を想い、
投げながら、自分自身を土に、
地球に還してゆく儀式をしていたのではないでしょうか?

彼も、「無<1>ー神の革命」という本の中で言っています。268P

『一滴の水の中に宇宙がある』 と

福岡さんは91才になってから、自らの考え方を
『いろは歌48首』にまとめ上げられたようです。
次にあるのは、その『す』の歌。

『すったもんだで 苦汁 九十の 坂も越えたが

あとは放っても 佛になれるはずだが

放っとけないのが この地球

わら一本の杖ついて

一粒万倍の旅に出る夢をみる』

きびしいからこそ、やさしい方だったと思います。

合掌

参考

なお、福岡さんに批判的な方も、たくさんいらっしゃいます。
ところが、そういう人に限って、農園を見ずに、福岡さんに会うことなく批判されている。
本にはこう書いてあると・・・のがおかしい、と。
どちらが正しいかではなく、みなさんご自身でご判断いただけるのがよいと思い、
以下に、批判的なURL も、記しておきます。 
その主張にも、もっともなところはたくさんあります。

http://blog.goo.ne.jp/rgriggs1915/e/25531999282f59d0c075cb3c6961997c

ただ、思うに、厳格な農業者として理解するよりも
福岡さんは、やはり、宗教哲学者として捉えるのが良いとわたしは思います。
その業績だけでも、福岡さんは、偉大だと思えるからです。

では、最後に、

みかん山はどんなだったのか、について

すごかったですよ。まず、軽トラックが、まちがいなく、毎日、滑り落ちそうな道でした。
ほんとに、ぎりぎりのぎりぎりでしか車が通れません。落ちれば、反対側はがけですから、
確実に・・・・・ですよ。みんな、こわいので、目をつぶって運転していました。ここだけ、うそ!

みかんの木と木の間は、2~3メートルあるのですが、その間がまた、いそがしい。
大きな草が生えているのです。手を広げたように、枝をのばし、
直径2メートルぐらいに、枝を伸ばし、真っ白な花を咲かせていました。
山なので、平地だけでなく、傾斜地があり、みかんの木が生えている斜面、
土手にも同じ花が咲き誇っているのです。
ほんとに咲き誇っているのです。真っ白い花が・・・

あれっ、そば??? 季節が違うなあぁ (このときは5月だったので)
あれなんですか?

あれは、大根の花

えっつ、でも、なぜ?

大根は直根(ちょっこん)だから、ああやって、放っとけば、どんどん大きくなって、

深く地中に根を下ろし、土を耕すのと同じ効果があるのよ。
そして、花が咲いたら、また種が落ち、来年も自然が、土を耕してくれるのよ。

もちろん、種はたくさん落ちて、大根もたくさんできるので、
1,2本残す以外は全部売るので、とても効率的です。

すんげ~って 思ったエピソードです。

ところで、肝心のみかんの味はどうかというと・・・
これが、また、とても濃い味がします。
まるで、屋久島のたんかん(超高級品)のようでした。

こんなおいしいミカンは、ほんとうにありませんよ。
自然農法を続けてこられた、おかげでしょう。
とてもおいしいという結果は嘘をつきません。

【編集・発行】
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 世界をまたに ちょっとカゲキに 遊んだろかい?
   『ガリレオクラブインターナショナル』

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 ┌────────────────────────┐
├◇ 万華鏡ミュージアム http://kobekitano.com/   
                          
├◇ ガリレオクラブ http://galileoclub.org/    
                          
├◇ 神戸名物 http://zenpukudo.tea-nifty.com/   
└────────────────────────┘



|

« Vol. 3 福岡正信ナイト | トップページ | Vol. 5 2009 新春号 »

考え方 思想 哲学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1213280/30993507

この記事へのトラックバック一覧です: Vol. 4 山川草木悉皆成仏(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ):

« Vol. 3 福岡正信ナイト | トップページ | Vol. 5 2009 新春号 »